体が辛い
教習の悲しみから遅れて襲ってきたのは筋肉痛だった。
全身、ほんとに全身。手腕腰股関節脚。
2日間は続いた。
これはまずい
教習が終わった日のベッドで俺は枕を濡らしていた。
高校生に白い目でなんだあのおっさん…と思われていたことはともかく
教習日記的なものに「発進できず。注意」と書かれていたのもともかく
なんかもう全部やばいと思っていた。
次の日の仕事は手につかずひたすらインターネッツでバイク教習のコツが書いてあるブログやYouTubeを見漁っていた。
ニーグリップだの遠くを見るだのステップへの足の載せ方だのインターネッツ知識を吸収し次の教習に備えた。